森もりはな・作さく 森もり俊樹としき・補筆ほひつ 梶山かじやま俊夫としお・絵え PHP研究所けんきゅうしょ 刊行かんこう(1996年ねん) 【在庫ざいこなし】
森もりはなが亡なくなった後のち、森もり俊樹としき氏し(次男じなん)が補筆ほひつして出版しゅっぱんされた、森もりはなの最後さいごの作品さくひんです。 おじいさんが目めをつむり笛ふえを吹ふく中なか、黙だまって笛ふえの音おとに聞きき入いる「わたし」。おじいさんが何故なぜ陶器とうきの横笛よこぶえを作つくったのか、何故なぜ「湖底こていの笛ふえ」という歌うたができたのかが、佳奈かなちゃんという少女しょうじょの目めを通とおして語かたらられています。