もりはながくなったのちもり俊樹としき(次男じなん)が補筆ほひつして出版しゅっぱんされた、もりはなの最後さいご作品さくひんです。
 おじいさんがをつむりふえなかだまってふえおとる「わたし」。おじいさんが何故なぜ陶器とうき横笛よこぶえつくったのか、何故なぜ湖底こていふえ」といううたができたのかが、佳奈かなちゃんという少女しょうじょとおしてかたらられています。